詳細情報
品名
スピリッツ
容量
750ml
アルコール分
42%
原産国
メキシコ
輸入者
株式会社田地商店
サイズ(mm)
140×100×230
古典回帰、昔ながらの製法で造られる贅沢なパトロン
パトロンのユニークな製法の最大の特徴は、生産ラインが2種類あることです。1つ目は、タオナ(石臼)で搾汁し、バガス(アガベの繊維)を加えて発酵させます。2つ目は、ローラーミルで搾汁し、バガスを加えず発酵させます。前者でフルボディの味わい深いモスト(糖液)、後者でシトラス風味の軽いモストを造ります。発酵工程には共に松材の発酵槽を用いますが、前者は5,000L、後者は10,000Lとサイズが異なります。独自の酵母菌を投入し72時間かけてゆっくり発酵させます。
蒸留には手作りの小型銅製単式蒸留器を用います。銅はモスト中の硫黄に反応し、テキーラに滑らかさを与えます。タオナ・ラインのモストはバガスと共に蒸留します。蒸留回数は2回ですが、ヘッド(前留)とテイル(後留)を合わせて1回目で25%、2回目で30%廃棄します。この工程が蜂蜜のように上品で円やかなテイストに仕上げるために不可欠です。ROCAシリーズは、古典的で手間がかかる少量生産タオナ・ラインのテキーラのみを使用するパトロンの上級ラインです。ROCAはスペイン語で「岩」を意味し、アガベの搾汁に用いられる火山岩のタオナ(石臼)が由来です。
Photo : PATRON SPIRITS MEXICO
ハリウッドスターも愛飲、抜群の知名度を誇るブランド
パトロンがセレブリティに愛されるもう1つの理由に環境保護への配慮が挙げられます。パトロンのボトルはリサイクルガラスを使用したハンドメイド品です。(一部の高級ラインを除く)テキーラを1L蒸留する際に18L排出される蒸留廃液は、ドイツのROCHEM社の逆浸透膜法を用いたシステムで70%を使用可能な水に処理し、設備の冷却や清掃等に再利用します。残りの30%はバガスと共に堆肥エリアに撒いて有機肥料を作ります。
ABV42%、ロスアルトス地方の正統派レポサド
Photo : Patrón Tequila
おすすめの飲み方は、ストレートやマルガリータ
*ロカ・パトロン・レポサドの詳細
樽熟成/期間 | レポサド/2ヶ月以上 |
樽の種類 | バーボンの中古樽 |
テロワール | ハリスコ州 ロスアルトス地方 アトトルニコ地区 |
製造者番号 | NOM1492 CRT |
蒸留所 | Patron Spirits Mexico, S.A. de C.V. |
アロマ | バニラ、シトラス、 アメリカンオーク |
テイスト | ジンジャー、キャラメル、蜂蜜 |
カクテルのベースに使用するならば、マルガリータがおすすめです。アルコール度数が高いロカ・パトロンのレポサドは、コアントローをアガベシロップに替えてロックスタイルでカジュアルに楽しむトミーズ・マルガリータに最適です。サンフランシスコ「トミーズ」のオーナーバーテンダー、フリオ・ベルメホ氏が考案したことがカクテル名の由来です。
テキーラ・カクテルの代表格であるマルガリータは、近代カクテル発祥の地アメリカで最も注文数が多いカクテルと言われています。その発祥には諸説ありますが、1949年のUSAナショナル・カクテル・コンテストに3位入賞したロサンゼルスのバーテンダー、ジャン・デュレッサーが考案したとする説が有名です。彼の若き日に亡くした恋人、マルガリータを偲んで名付けられたとされています。日本ではピザのマルゲリータとよく間違えられます。
*トミーズ・マルガリータのレシピ
種別 | ショートドリンク |
アルコール度数 | 強い(25度以上) |
製法 | シェイク |
グラス | カクテルグラス ロックグラス |
材料 | テキーラ 30ml アガベシロップ(2倍希釈) 15ml ライムジュース 15ml |
作り方
1. 氷で満たしたシェイカーに全ての材料を手際よく入れてシェイクする。
2. グラスの縁にライムを塗り塩を付けたスノースタイルのグラスに注ぐ。
ロックグラスに注ぐ場合は、先に氷を入れます。100%アガベ・テキーラとコアントローの代わりにアガベシロップを使用すれば、オーガニック・マルガリータになります。また、全ての材料にクラッシュドアイスを加えてブレンダーにかければ、フローズン・マルガリータになります。フローズン・マルガリータにストロベリー、マンゴー、ピーチなど季節のフルーツを加えたフルーツ・マルガリータも大人気です。
Photo : patrontequila.com